斎藤道三はかなりの女好きで逆タマ婚で出世した
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斎藤道三
女性も利用して出世した道三
1.
冷酷度5
腹黒度5
変態度1
鬼畜度2
そもそもの始まりは逆タマ婚で女性も利用して出世した道三だった。
恩人たちを次々に殺害したり追放することで、道三の地位は高められ、やがては美濃国のナンバーワンにまで昇りつめた。
「恩を仇で返す」彼の人生はこの繰り返し。もっとも、恩義を感じるような生ぬるさでは、国盗りなんて不可能に近い。一介の油商人が国持ち大名まで出世しようと思えば、恩人を平然と抹殺できる冷酷さが必要だったのかもしれない。
また、彼のスタートラインである油商人もまた得意の乗っ取りによって得たものか。彼のもともとの出自は京近郊の地侍といわれ、京の豪商だった油問屋の娘を娶って、その財力と販路を譲り受けたといわれる。今でいう逆タマである。
当然、道三は最初からこの逆タマを狙って豪商の娘に近寄ったのだろう。若い頃からホストなみに女扱いは得意で、また、あちらのほうもかなり強かったという。
そんな道三なので、女をたぶらかすのもお手のもの。好きこそものの上手なれというが、道三はかなりの女好きでもあった。土岐頼芸から奪ったのは美濃国だけではなく、絶世の美女だったという愛妾・深芳野も奪って自分の側室にしている。
頼芸から道三がもらいうけたことになっているが、強奪に近い強引なやり方だったようである。
しかし、この時すでに深芳野は頼芸の子を身ごもっており、やがて生まれるのが骨肉の争いで道三を殺すことになる嫡男の義龍なのだから、なんとも因果なことである。
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